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マンモグラフィ検査

乳房専用のレントゲン検査です

マンモグラフィとは、乳がんの早期発見に欠かすことができない、画像診断の一つです。
マンモグラフィ検査では、乳房を撮影し、視診・触診ではわからない小さなシコリや石灰化を発見することができます。

当院では、
「AMULET Innovality」
導入しております

Comfort Comp
(圧迫自動減圧制機構)なごむね

当院のマンモグラフィには、患者さんの乳房圧迫後に減圧して痛みを軽減する「なごむね」を搭載しています。マンモグラフィ検査では、乳房を圧迫・固定するため、痛みを伴うことがあります。患者さんからすると痛みを少なくしたマンモグラフィ検査が望ましいですが、単なる圧迫圧低減では画質や線量の観点からみても患者さんに利益はありません。
そこで、痛みを軽減する目的で、通常の乳房圧迫完了後に乳房の厚みが変化しない範囲(±3mm)で圧迫圧を軽減する機能を搭載しました。
ヒステリシス現象を利用して、通常の圧迫方法よりも最大圧迫圧となっている時間を低減します。

※ヒステリシス:物質の状態が、過去に加わった力の経過に依存する現象のこと

洗練された品質

当院のマンモグラフィには、オリジナルFPDを搭載しています。FPDとは、身体を透過したX線を受け取り、デジタル信号に変換することでレントゲン写真を得る装置のことです。
従来のマンモグラフィと比較すると高精細な画像を得ることができ、検査時の低線量化を実現、乳房ごとの適切な線量を実現することができます。

50μmの高精細画像

日本国内で販売されているデジタル式マンモグラフィ撮影装置の中で一番高解像度である50μmの画像を撮影することができます。
高精細画像で撮影することができるので、細かい石灰化の抽出が可能になり、医師の診断の際に石灰化の形状把握と分布がより明確に行うことができます。

高画質と低線量を実現

体内の立体構造を正確に抽出する画像認識技術により、なめらかで高精細な診断画像で見やすく撮影することができます。
また、撮影線量の大幅な低減も実現し、患者さんにより安心して検査を受けていただくことがが可能です。

スムーズな撮影が可能

撮影後、放射線技師が撮影した画像を確認するための操作卓で画像を表示するまでの時間は約5秒で、スムーズに撮影を進めることができます。
また、撮影時の乳房圧迫の時間も数秒ですむため、患者さんの負担を軽減することができます。