不妊症について
1人で悩まずご相談ください
不妊症とは健康な男女が妊娠を希望しており、一定の期間(1年間ほど)性行為をしているにもかかわらず妊娠のしない場合のことをいいます。しかし、不妊症は特に自覚症状もないため、原因の特定が難しくなっています。
加齢によっても妊娠しにくくなってしまうため、不妊治療は先送りにせずにお早めにご相談ください。
Check! このような症状はありませんか?
- 生理の間隔が長いまたは短い
- 生理痛が市販薬では収まらない
- 性感染症に似た症状がある
- 精液の量が少ない
- 陰嚢に痛みや違和感がある
不妊症の主な原因
女性の原因
排卵因子、卵管因子、卵巣機能不全、子宮内膜症、子宮筋腫、内分泌ホルモン異常、加齢など
男性の原因
機能不全、造精機能障害、無精子症、精路閉鎖、内分泌ホルモン異常、性交障害、加齢など
検査
女性の検査
- ホルモン検査
- 子宮・卵巣エコー検査
- 性感染症検査
- 卵管造影検査
治療方法
- ホルモン検査
- 陰嚢エコー検査
- 精液検査
治療方法
タイミング療法
年齢が若く、結婚してあまり年数が経っていない、精子の状態が良好などの条件が揃っている場合は半年間を目処にタイミング法を行うことをおすすめしています。排卵の兆候を見つけることが可能ですので、排卵日を予測して妊娠率が高くなる時間に合わせてタイミングをご指示いたします。妊娠のための性交渉は、多すぎても少なすぎてもいけませんので適切なタイミングで夫婦生活を行うようにしましょう。
排卵誘発
排卵誘発とは、内服薬や注射で排卵を促す方法です。主に排卵障害の場合に使用する治療方法となります。排卵障害とは、基礎体温で低温相が長く、超音波で卵巣を見ても卵胞の発育が進まず、なかなか排卵が起こらない場合のことをいいます。
また、人工授精の妊娠率を向上させる目的で使用する場合もあります。
人工授精
人工授精は、排卵日に性行為をしてもなかなか妊娠しない場合や精子に原因があると考えられる場合に実施します。精子を採取し、排卵日2日前~排卵日までの最も妊娠しやすい時期に精製した精子をカテーテルで子宮内に注入することで、妊娠が得られます。